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2006/12/31 |
独り言 |
おせち料理
このところの外食産業の成長により、おせち料理を作る家庭が減ってきた。おせちには全部意味があるのに、好きな物だけ買って済ます。全く日本伝統のおせち料理が崩壊寸前だ。
子供にお正月は何を食べたいと聞くと、ハンバーガー、フライドチキン、おにぎり等、ファストフードやコンビニで買えるものを選ぶと言う。
普段から家庭での食卓に、野菜の煮物とか煮豆が出ないので、先日も書いたが、給食でほとんど残飯になってしまう物を、親も無理に食べさせたくないようだ、それに自身も上手に作れなくて、ほとんど食べない。
そんな家庭の食卓が崩壊した中、大人になっても箸が使えず、大人用の箸の持ち方矯正用が売れていると言う。
すでにその前の家庭の食卓も崩壊していたことになる。食卓で教わることがたくさんあるし、また伝えることもたくさんあるはず、できるだけ家族で食卓を囲もう。
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2006/12/30 |
食育 |
家庭の食卓の重要性
食は単に栄養を補給し、命をつなぐための作業ではない。
他の生命から命を頂く感謝の気持ちや、連綿と続く日本の食文化、そしてなにより、ともに食卓を囲み、ともに生きる「家族の愛」をわれわれに認識させてくれる、かけがえのない“日常”であったはずだ。
豊食の時代の今こそ、食を真摯(しんし)に見つめ直すことが必要だろう、それこそ食育の原点に違いない。
父親と食卓を共にしているのは朝食で全体の約26%、夕飯が約52%。食べ物や食事に対して父親が、何らかのことをしているのは3人に2人で、料理を作る、鍋や鉄板焼の料理の係が多かった。一方、何もしない父親も3人に1人父親の食生活参加度が高いほど、子供は食事の際に家族と話をし、食事が楽しいと感じている傾向が強い。さらに、食への関心も高く、はしの正しい持ち方を習得しているなど、食の成熟度が高かった。 |
2006/12/29 |
独り言 |
給食センターの残飯
平日の午後一時半すぎになると、各小中学校の給食で残った残飯が集められる。そこには「食への感謝の気持ち」などは到底うかがうことができない光景が広がる。
一口かじっただけの大量の食パン、寸胴鍋いっぱいに詰まった煮物等、その量は一人平均100g。
給食は一食約800gのため、出された食事の11%以上が食べられずに廃棄されている計算になる、まさに生ごみの山ができる。
個人差が大きいのですが、やはり残るのは家庭で食べ慣れていないもの、同じ野菜でもサラダはいいですが、煮物などの和食になると途端に残る、と、献立作りを担当する栄養士、
菓子パンのような味の付いたものならいいが、食パンはダメ、ひじきなど海藻類も当然残る、食べ残しから「家庭の味」がうかがい知れる、と嘆いていた。 |
2006/12/28 |
独り言 |
日本はこれで良いのか
自然の中で働く農民こそ、最も芸術に近い位置にあるはずである。農業というものは、神から与えられた自然の恵みを受け、人間の生命を支えるため、自然から多くの命をいただく行為である。つきつめれば、農業そのものが宗教的行為でもあり、また芸術的行為であるとも言える。
今の食糧事情、世界中から農薬と添加物を輸入している状態が、最悪の危機で、自給率が低い日本を嘆くより、思い切って国民が一致団結して鎖国して、本当に自給自足しなければいけなくなったら、この状態を打破できるのではないか、あまりにも便利で安くそして贅沢な物を手に入れるようになり、健康という担保を取られて、次世代に相続する前に命を競売に掛けられているのに誰も気がつかない。セーフガードは暫定的に輸入を制限するのでなく、命の問題で、安全に関する規制はもっと厳しくしてほしい。環境や安全性を守るという大義があれば、輸入に制限を加えることは可能なはずで、不完全かつ不公正な市場原理のみに振りまわされなければならない道理はない。
今こそポスト・ハーベスト農薬がたっぷりかかった小麦や、無気味な遺伝子組換え大豆の輸入を拒否し、それらを自給する政策に転換するべき時である。
現実離れしている、もちろん輸出で成り立っている日本経済でもあるから、不可能なことは分かっているがどこかで歯止めをしないと、とんでもない遺産を残すことになる。
(独り言) |
2006/12/27 |
独り言 |
野菜の力をもっと生かそう
野菜の色素によって、栄養を効率的に摂る方法は異なる。
野菜の色素には、生活習慣病予防をはじめ、さまざまな効果があることが明らかになっている。
しかし、それぞれの色素によって栄養を効率的に摂るための方法は異なるということをご存知だろうか?
他の栄養素といっしょにすると吸収がアップするもの、熱を加えると栄養価が上がるものなど、色素別の食べ方のポイントがあるので、チェックしておこう!また、野菜は生だとカサの割に吸収される栄養量が少なく、緑黄色野菜が不足しがちになってしまうため、積極的に加熱調理したほうがよい。
火を加えた野菜は食べやすく、消化にもよいというメリットもある。
もちろん、なかには熱に弱いものもあるので、食材の特性を活かしてサラダにしたり、ジュースを利用するなど工夫してみよう。
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2006/12/26 |
独り言 |
野菜がおやつ
先日ベビーフードのことを少し書いたが、安全とは、かなりかけ離れた製品が多いことに驚いた。
先日の新聞に鮪の偽装表示の記事があったが、偽ったりごまかすことが日常茶飯事になってしまっている。
スナック菓子の危険性、おせんべいも安全でない物がある、子供に何を食べさせたらいいのか?
まさに自然栽培の野菜ではないか、じゃがいもは茹でただけでこふきいも状態、かぼちゃも甘くて美味しい、ヤーコンのオリゴ糖、さつま芋等、何をとっても自然の甘味が豊富なので、そこに一塩するだけで本当に美味しい。
手間隙かからず健康に良い自然栽培の野菜をおやつにしたらいい。
今、油を使った惣菜やスナック菓子が氾濫している、それがキレル子供たちの原因でもある。 |
2006/12/25 |
独り言 |
食があまりにも“軽く”なってしまった
ことの発端は「食」を「モノ」と同列に扱ってしまったことにある。
価格競争を生き残るために、大量生産、大量消費をひた走る商社やメーカー。世の中は便利になる一方で、口に運ばれずに捨てられる食も大量に生み出された。本来、食は自然の恵みであり、かけがえのない動植物の「いのち」であったはずなのに。
「便利なのはいい。だが、『もったいない』という食への感謝の気持ちが失われてしまったのは問題だ」。
自給率低下の要因ともなっている「作っても儲(もう)からない」状況を、政府と消費者で何とかしなければ、生産者はたまらないし、これから跡継ぎも出てこない。
生産者は天候に左右されること無く、毎日一生懸命努力しているのに、市場が全てを決めてしまう。
一生懸命育てた命が、何とか報われる世の中にしなければ、本物が消えてしまう。
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2006/12/24 |
独り言(育児) |
ベビーフードや乳幼児の生理用品は安全?
幼児用スキンケア、ナップクリンは日本薬局方脱脂綿に殺菌剤入りの水溶液を浸みこませたもの。
清浄綿の主成分である塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジンとも、広範囲な微生物に有効な殺菌剤として、手指、皮膚、創傷部位、医療器具等の消毒に使われています。しかし、清浄綿に認められている濃度は非常に低濃度であり、この濃度では殺菌効果はなく、清浄綿自身には殺菌効果はありません。清浄綿の効果は、あくまでも乳児の皮膚や乳首などを清拭により清潔にすることです。と、メーカーのHPに書かれています。
塩化ベンザルコニウムの含まれた消毒液で手を消毒して握ったおすしを食べた人が化学性の食中毒を起こしています。
ナップクリンは低濃度であり、この濃度では殺菌効果はないといっているが、化学薬品が含まれていることに間違いないのです。
野菜にかけた農薬が減農薬であったり低農薬なら安全ですか、大事な子供に使うものこそもっと倫理観を持ってメーカーも作ってほしい。
この同じメーカーのベビーフードから農薬、殺虫剤が検出されたのが確か4〜5年ぐらい前のことだったと思う。
ベビーフードの中身と味付けに要注意、ほとんどエキスで出来ている、赤ちゃんのときからカップ麺を食べさせているようなもの、すぐ切れる子供になったら手遅れ、今こそママが頑張って、自然栽培の野菜でベビーフードを作ろう。
楽こそ高くつくものはない。
(独り言)
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2006/12/23 |
独り言 |
日本人の主食
日本人の主食はお米。
最近は、栄養の情報が氾濫していて、やれ何が不足すると、どうだ、こうだとTVや新聞・雑誌にやたら書かれて、それを補う補助食品が右肩上がりの急成長だ。
はたして、栄養学が健康のために絶対なのだろうか、全ての物に基礎が一番地味だけれど、一番大事なのではないかと思う、お米はまさに日本人の体を作る基礎なのではないか、だから日本人の主食はお米なのだ。
しっかりした土台の上に、家が建つ、そしてインテリアや家具・家電とそろえて、健全な家庭が築かれていく。
どうも最近は、100%自給率のお米に関心が薄いのではないか、炊き立てのご飯と味噌汁の香りが漂うと、ツイ生唾を飲み込んでしまうのは、もう古い人間なのか、いや違う、日本人には日本人の食文化が生まれた、気候・風土・人種がバックボーンにあることを忘れてはいけない、このままでは、これから日本人の平均寿命は確実に短くなっていくだろう。
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2006/12/22 |
独り言 |
飽食日本
食べものが豊富な日本
日本は、食料自給率が低いのに、生ごみの量は、とてつも無く多い。
ということは、輸入食品がかなりの生ごみになっているということ。
輸入食品が全体の6割で、生ごみはなんと70%つまり輸入食品の40%強が生ごみで破棄されている。
何でこんなに無駄をする様になったのだろう。
それは、自分での手作りが少なくなって、なんでも手に入るようになったから有難みが少なくなったのではないかと思う。
デパチカだ中食ブームだとマスコミがあおるから、多くの人は、自炊はほんとに簡単なものになってしまっている。
化学調味料や保存剤の味が濃いから、美味しく感じるが多くは食べられない。
それと、昔は残り物を食べなければ次の食卓に出して食べさせたが、それでも残れば親が食べていた、今は残り物を食べない。
自然栽培の玉葱やじゃがいも・人参等、ただゆでて塩を食べるときにちょっととかけるだけで、甘くてこんなに美味しい野菜と感じます。玉葱以外は皮をむかずに全部美味しいので、調理も簡単でごみが出ない、ぜひ自然栽培の野菜を手に入れて食べてください。
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2006/12/21 |
独り言 |
祝い箸
もうすぐお正月、多くの家ではおせち料理を用意して、なぜかお正月はいつも使っている箸ではなく、袋に入った「祝い箸」が用意されている。両方とも先が削られているが、どっちを使うのかと迷うことなく、自然に使っていると思うが、それは 、一方は自分のため、そしてもう一方は神様のため。
おせち料理は神様にお供えするご馳走ということを知らないのだ。だから使っている食材や料理にはそれぞれ意味があることも知る人が少なくなってきた。
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2006/12/20 |
独り言 |
4千万人分の食が無駄に
農林水産省のデーターと現実の差。
一人一人の「仕方がない」が積み重なった総量はどれだけだろう。誰もがふたをしたがる「臭い物」の代表選手・生ごみの現状は、実は、なかなか分かりにくい。
農林水産省が、「食べ残しや廃棄の実態を明らかにする」とうたっている「食品ロス統計調査」がある。ロス率は非常に低く、二〇〇四年度は外食産業で3・3%、一般家庭で4・2%にとどまった。一方で、環境省が試算した生ごみ量は一般廃棄物の34%という。魚の骨など食品ロスに含まれない調理くずも交ざっているとはいえ、差が大きすぎる。その理由は、調査のやり方だ。
外食産業の調査は、レストランや食堂の、それも昼食だけが対象。十月下旬、ピンセットとはかりを用意した農政局の職員三人がある食堂の残飯を調べた。だが、食べ残しはほぼゼロ。「昼食はみんなしっかり食べますからね」と担当職員。
家庭の調査も、「協力者が少なく、毎年同じ家庭にお願いすることも多い。すると、意識が上がるのか食品ロスが減る傾向がある」(同職員)。
それが実態だ。一方、ホテルの結婚披露宴の残飯は、絶対に映像で全国放送出来ないだろう、特に大安の日曜日は、次の披露宴があるのでどんでんで会場を直すので、お客さんも特にせかされるので、食べてる途中からどんどん下げられる、中座して戻ると料理がなくなっているなんて当たり前、それが全て生ごみになっている。
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2006/12/19 |
独り言 |
人間が作ったもので人間が支配される
抗生物質が効かない耐性菌汚染、抗生物質耐性菌とは細菌を死滅又は増殖しないようにする効果がある化学物質で、感染症の治療薬などとして使用されいる。
抗生物質の発明は多くの感染症から人々を救い、感染症の恐怖はなくなったと思われた。しかしながら、抗生物質を使用し続けると、その抗生物質が効かない菌というか、生き残る強い菌が生じることがある。
免疫力の弱い人が抗生物質を使用すると、耐性菌以外の細菌が死滅するので、耐性菌に感染した場合、異常に繁殖し、重度の感染症となることがある。
特に老人や子供のように体力がないと院内感染する事もある。
野菜も体力がないと、農薬に頼りすぎ虫が死ななくなる、それよりも自然栽培の野菜は虫も寄せ付けないし、たまに虫が寄れば自分の体力が弱っているサインなので、人間で言えばリンパ腺や扁桃腺が腫れたり、蕁麻疹が出たときで、そのときはじっと我慢して体力を戻すと自然に虫がいなくなってしまう。
昔は骨折すると病院には行かず、整骨院でほとんど治療でなく固定するだけで、自分の体内でカルシウムがどんどん出来てきて直ってしまう、そして一度治った箇所はとてつもなく丈夫になる。
今は、自然治癒力が弱くなり、薬やサプリメント等に頼りすぎて体をだめにしていく。
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2006/12/18 |
社会問題 |
すぐキレル小学生急増
すぐキレル子供たちが低年齢化してきたと、以前新聞に出ていた。
原因の因果関係は証明できないが、やはり今の食生活にかなり関係があると思う。
都会では、簡単に食べものが、24時間手に入る、おなかが空いて我慢が出来ない。昔は母親が台所でご飯を作るのを見ながら「ごはんまだ〜」と催促しながら待ったものだが、今は、親が子供を我慢させずに、遅くなればすぐ出来合いのもので済ます、そしてメディアも中食ブームといってあおるから益々空腹が我慢できない。
外で買った食べ物の成分を見ると必ずといていいほど”ソルビン酸”という保存用の添加物が入っている。もともとは天然の果実に含まれていた殺菌作用のあるものだが、いまは化学合成されている。その他何とか酸とか化学合成された保存料と調味料のオンパレードで原材料を見つけるほうが困難なくらい。
学校の先生にキレル子供達が急増と出ていた、TVドラマの先生がかなりブームになっていたが、現実離れしているけれど、子供たちにはまだ判断できないから、現実の先生を馬鹿にしてしまう、これは社会問題なので大人達が説明する責任があると思う。
今こそ家族の会話と安全・安心な食材の料理を子供たちに与えよう。
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2006/12/17 |
食の安全 |
食品添加物の今後
外国からの圧力による規制緩和や、円高に伴い、安い輸入食品の増加が目立つようになってきた。
しかし、食品に限っていえば、これらは、添加物やポストハーベストの増加にもつながってきておりあまりありがたくないことだ。
国際的には今後、添加物や農薬の基準を統一しようという動きがあるが、WHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機関)の合同機関であるコーデックス委員会が行っている。
すべての化学物質を安全性の高い順にA1(約420品目)、A2、B、C1、C2の5段階に分類し、もっとも安全なA1についてどこの国でも使用を認めるようにして行こうとしている、ところが、日本では、このA1リストの中で、まだ136品目(約32%)を認めていない、今後、世界的な貿易の自由化にともなって日本でも新しい添加物がどんどん認められて行くことが考えられる。
食の安全にグローバルスタンダードが当てはまるのか疑問に思う。人種も体力も、体内の酵素も違う人間に同じ基準で当てはめること自体間違っている。薬でも海外のものは同等には扱われていない。なぜかというと、日本人の体力に合わないからではないか、子供と大人も違うなのにスナック菓子や、コンビニ弁当はみんなが食べる、それは薬と違って添加物は即効性がない、じわじわジャブのように効いてくる、ダメージが少ない割りに気がつくと手遅れになってしまう。
添加物や農薬の基準を国際的に統一するより、各国の責任で決めてほしい。
日本は食の安全の先進国を目指してほしい。
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2006/12/16 |
食の安全 |
食糧汚染
「砂の食」という本(インターネットで検索したが出てこないので、題名が違うのかもしれない)に書かれていたという。
砂というものは食べることが出来ない、目の前にたくさんの食べ物がある、ところがこれが全部砂だという、これは食べてはいけないものだと言う、また食べられないものだと言う、そんな時代が来るのではないか。
実際化学反応過敏症の人は、目の前に食べ物はたくさんあるのに、食べられるものがない、そういう状態が広がりつつある、つまり食品がほとんど、農薬や添加物による汚染で、体に害のあるものばかりになってしまっている、見た目は食品だけど実際は砂だということ。
(木村秋則氏談)
自然栽培で生産している農家の方々は、本当に人間が食べるもの、安全・安心をモットーに、今は本当に氷山の一角でしかないが、啓蒙を続け一人でも多くの生産者に目覚めてほしいと頑張っている。
収量を上げるのではなく、自然に逆らわずちょうど良い量の収穫を目指している。当然収量は少ないのでその分多少値は張るかもしれないけど、今は消費者も目を覚まして、声を上げ、本物だけを認めようではないか。
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2006/12/15 |
食育 |
極めて知的な作業
料理は、人間がおこなう極めて知的な作業のひとつである。
料理にはいろんな情報処理の過程が詰まっている。
献立を考え、あるいは料理本を調べ、必要な物をリストアップし、買い物し、調理する。
買い物のときには、お店に行ってから、旬の物や、そのときの値段によって買う物を変える必要もある。
調理も材料によって違った処理が必要で、個々の材料を処理する方法や、処理する時間、火加減、味付けなど考えながら、しかも、そのいくつかの作業を並行して同時進行で処理しなければならない。
作った後、できあがった料理をどのように美しく盛りつけするか、どのような順序でどんな温度条件で出すかも考える必要がある。
このような順序だった行動のプログラミング機能を担う脳の領域として前頭葉が重要な役割を果たしている。
前頭葉は人間を、人間たらしめるところで、ここが犯されてしまうと、人間でなくなってしまう、今の若者がキレるのは、この前頭葉が壊れているからだ。
小さい時から、自分の考えで献立を組み、料理を作らせるのも教育であり、大事な食育だと思う。
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2006/12/14 |
独り言 |
生活環境病
衣食住の生活環境内に原因のある病気を生活環境病といい、室内の有害化学物質、食べものの農薬や食品添加物、合成洗剤などが原因で起こる病気だ。
生活習慣病はよく耳にするが、生活環境病ってあまり聞きなれていないが、まさに現代病の総称ではないかと思う。
家中が毒ガスでいっぱいなのに、エアコン、掃除機等のせいで窓を開けることが少なくなってきて換気不足による「化学物質汚染」。
殺虫剤、蚊取り線香で喘息やめまい。
農薬と添加物によるアトピー性皮膚炎。
これらの多くが、症状が出てから病院にいっても原因がわからない。それは原因が生活環境内にあるからだ。
衣食住の食に関しては、無肥料・無農薬の野菜、ほんとの無添加食品に替えてからアトピー性皮膚炎が軽くなった事例が多々ある。
出来る事から実行して、子供や子孫を生活環境病から守ろう。今東京で生まれてくる赤ちゃんの80%が生まれつきアトピー性皮膚炎だそうで、それは母体からの影響だ、もう他人事ではない生活環境病。
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2006/12/13 |
(独り言) |
食に対する不安や疑問
最近、食に対する不安や疑問が多くなってきました。
有機認証であっても、一部の農薬、化学肥料、食品添加物が認められており、自然食でも農薬や食品添加物を使っているものが少なくありません。また、日本の伝統食である味噌、醤油、日本酒、納豆などの発酵醸造食は遺伝子操作菌や純粋培養の培養液の問題があります。これらの内容を一般消費者はもちろん、メーカーや販売している人たちさえ知らないことが多いのです。
BSE(いわゆる狂牛病)、違法農薬、残留農薬、違法添加物、偽装表示、違法健康食品など次から次へと問題が起きています。行政やメーカー側は食に対する信頼性を取り戻そうと情報開示などの対策を講じていますが、とても満足のいくものではありません。
作り方に異論がもちろんありますが、偽装表示をまず無くさなければ、一番消費者にとって身近な情報源が信用できない、そんななか、自然食やオーガニック食品を求める消費者も多くなり、売上も伸びているようです。
その自然食やオーガニック食品が怪しいものが多い、ぜひ信頼できる自然食品店で買い求めましょう。
自然食といってサプリメントを多数置いている所は遠慮しましょう。
まず第一に安全性の追及をしましょう、疑問に思ったらメーカーや生産者に直に問い合わせて答えられないようだったら、あるいは企業秘密とごまかすようなところは、情報開示できないので、自己責任で判断しましょう。
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2006/12/12 |
(独り言) |
抗菌グッズは何者?
世の中、ばい菌だらけ。
ばい菌と一緒に生活してはいけないの?
そんなことない、共存共生が必要で、悪いばい菌が出てくれば、それを退治する菌が出てくるのが自然なのに、どうして最初から抗菌が必要なの?
リンパ腺はどういう役目なのか、じんましんは何なの、アレルギーを否定していいの?
これは全て、シグナルで警戒警報なのにそれを最初から除いてしまうことで、危険におかされてしまう。
あるとき、若いお母さんがウエットティッシュで子供のおしゃぶりを拭いていた、下に落としてしまったので消毒のつもりだろうけど、まして赤ちゃんの口に含むもの、ウエットティッシュには、エタノールや塩化セチルピリジニウム、塩化ベルザルコニウム、パラベン、グルコン酸クロルヘキシジン等を含んでいる。
自然の菌よりよほど怖いのではないか。
今、醸造食品も自然の菌を全部殺してから、化学培養した菌で作られているメーカーが大多数、こんな危険なものを毎日食べていたら体がおかしくなるのは当たり前。
ナチュラル・ハーモニーの河名代表が言うには、「第一に毎日食べるお米とお茶は無農薬のもの、第二に本当の発酵醸造食品、そして第三に自然栽培の無農薬野菜」と大事な順番の二番目に挙げるくらい、無理に菌を殺すことの無意味を訴えている。
抗菌をどう思いますか?
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2006/12/11 |
自然栽培 |
無農薬で育てた野菜の種は?
種子に注目、一般の消費者は、できた野菜が無農薬で育てられたら安全だと思う。無肥料・無農薬で作っている生産者の多くは自家採取している。
ところが一般の多くの生産者は種苗会社から種子を購入する。そしてほとんどが種子消毒されている。
有機農法で育てられ消毒されていない在来品種のオーガニックの種子となると、有機農業先進国である米国においても不足している。世界的に有機認証制度が厳しくなりオーガニックの種子を用いる事が条件になる傾向があり、またオーガニックフードを扱う小売店も“種子から加工行程に至るまで本物でピュア”なオーガニック商品を求める傾向が見られはじめた現在、オーガニックシードの不足は多くの有機農家にとって苦しい問題になりかねない。しかし先に述べたように無肥料栽培の基本が自家採取であることからも、この野菜がいかに安全かわかる。
家庭菜園で種子を購入するとき、袋の裏に消毒の有無が書き記されているものからもちろん無を選びましょう。昨年から消毒(物によっては加工と表示)の有無が記されていない種子の輸入が規制されたが、別に消毒したことを明記すればぜんぜん輸入に支障がない、同じ規制するなら、安全に関してはもっと厳しくしてほしい。
日本の種子の自給率は大豆で5%、野菜は14%しかない、名前は和名だがほとんど輸入されている。
自然栽培は自家採取と連作することによって、その土地と環境にあった固定種となっていく。
千葉県富里町の生産者高橋博さんは「無肥料で生産していてもその土地にあったものであることの見極めが一番大事で、失敗するのはそれがわかってない」と言い切る。
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2006/12/10 |
独り言 |
食事難民
家庭内で栄養失調とは何事だ?
いまどきの小中学生は、家庭での食事が、何も食べていないわけではなく、食事と呼べるものが与えられていないようだ。
朝食は食べない、夕飯は一人でテレビを見ながら、そして間食が多いので空腹感がない、偏食、孤食など、家庭の食が崩壊の危機にさらされているなか、唯一の栄養源が学校給食になっている。その学校給食も、ファミリーレストランのメニューのようだし、カロリーの帳尻あわせで、最終的には油脂を使用して基準のカロリーをキープしている。
飽食の時代の中“食事難民”を作った大人の責任はかなり大きい、今からでも遅くない、自分の家からだけでも、食卓を復活し、難民を救おう。
子供たちは将来の日本国の財産なのだ。
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2006/12/09 |
独り言 |
野菜の力をもっと生かそう
ベジタリアンではないが、野菜の色素には、生活習慣病予防をはじめ、さまざまな効果があることが明らかになっている。
しかし、それぞれの色素によって栄養を効率的に摂るための方法は異なるということをご存知だろうか?
他の栄養素といっしょにすると吸収がアップするもの、熱を加えると栄養価が上がるものなど、色素別の食べ方のポイントがあるので、チェックしておこう!
赤・黄色(カロテノイド系)=熱に強いため、火を加えてもよい。脂肪といっしょに摂ると吸収率がアップ。トマト煮・グラタン・てんぷら・スープ等
緑(ポルフィリン系)=熱と酸の組み合わせに弱い。サラダ・おひたし・マリネ等
褐色(フラボノイド系)=熱と酸の組み合わせに弱い。オニオングラタンスープ・ガーリックトースト・ポタージュ等
紫(アントシアニン系)=熱に強い、また水に溶ける性質がある。梅干・梅干煮・サラダ・しそジュース等
野菜は生だと量の割に吸収される栄養量が少なく、緑黄色野菜が不足しがちになってしまうため、積極的に加熱調理したほうがいい場合もある。火を加えた野菜は食べやすく、消化にもよいというメリットもある。もちろん、なかには熱に弱いものもあるので、食材の特性を活かしてサラダにしたり、ジュースを利用するなど工夫してみよう。
選ぶ野菜は、自然栽培の野菜で洗うときも、皮を削らないように泥だけ落とすように注意して、 丸ごと全て食べるように心がけよう。
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2006/12/08 |
自然栽培 |
自然栽培の原理
はじめに、自然栽培というと、何もしなくて良いのかと思われますが、とんでもなく、野菜の育つ環境を維持し、手助けしてあげなければなりません。
農薬をまくと、害虫を駆除するばかりでなく、土壌に生息している有益な微生物まで殺してしまうため、土が痩せ、余計に肥料をやらなければならなくなります。そして、その過保護の結果、見た目は立派でも病気や虫に対する抵抗力が弱い野菜が育っていき、さらに農薬が必要になっていくという悪循環に陥るのです。このような土壌では、もはや農薬無しには野菜がつくれない状況になっています。
豊かな土壌で育てていれば、野菜は本来農薬も肥料も必要ないものなのです。良い土壌とは、通気性、水もちと水はけのバランスのとれたものをいいますが、野菜によって乾いた土に適するもの(たとえばトマト)、水気を好むもの(たとえば胡瓜)があるので、その特性を知ることが成功の秘訣。
もっとおくが深いが、書き記せばこの100倍以上必要になるので省きます。
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2006/12/07 |
独り言 |
手間のかからない自然栽培野菜料理
簡単レシピ
自然栽培野菜の豆乳煮
人参、じゃがいも、玉葱、ブロッコリ、ズッキーニ等全て好みの野菜を洗って、適当にカットする、面取りする必要も皮をむくこともしなくて良い。
普通の野菜は煮すぎると煮崩れするので面取りをするが、自然栽培の野菜は軟らかくなっても煮崩れしにくいので大丈夫、それだけ調理が簡単で失敗しない。
皮と身の間が栄養もあり美味しいのでそのまま全部使え、廃棄するところがない。
それぞれの野菜を軟らかくゆでたら、お豆腐屋さんの豆乳を沸かして、表面に湯葉ができたら、はじに寄せてどんどん湯葉を作っていき、ある程度ドロドロになってきたら野菜を絡め、自然塩と胡椒で味を調えるだけで、とても美味しい。
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2006/12/06 |
独り言 |
市場の動きと、消費者の意識
ある青果物の市場関係者によると、今一部の大手市場では農産物中の残留硝酸態窒素の計測が進んでおり、バイヤーはその結果にもとづき農産物の仕入れを決めているという事実がある。
以前、埼玉県所沢市で、ほうれん草のダイオキシン汚染の問題が世の中に衝撃を与えたということがあったが、それはマスコミ報道が拍車をかけ、一時は所沢産の農産物全てが取引拒否というくらいまで産地に大打撃を与えた、実は硝酸体窒素の問題もダイオキシン問題に匹敵することとして業界内部では取り上げられ始めている。
ただ、日本という国の風潮なのか危険なものを危険と言っては逆にそれを発言した者がつぶされることが往々にしてある。
実際に所沢のダイオキシン問題を報道した某テレビ局は各業界団体からかなりの批判と圧力を受けてしまいキャスターが降板し、報道運営の方向性までも変えざるをえなくなってしまったという事実がある。
したがって、硝酸体窒素の問題が世の中に問題として知れ渡る日は遠くなっているのかもしれない。
今は、ネットの広がりでブログや2ちゃんねる等で主張して、情報も自己責任で選択できる、公共の電波では伝わらないことが多々あるが目に見えない報道を知ることが出来る、但しそれが正確かは、自分で判断する難しさがある。
世論がキャスターを変えるパワーがあるのなら、ぜひ今後の国政の選挙には参加してたった一票が国を変える、我々の声を届けよう。
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2006/12/05 |
独り言 |
旬の食べ物とは?
「旬」の食べ物には生命力がみなぎり栄養価が最も高く、そして最も新鮮な時期であり、また価格も安くなるという、消費者にとっても、飲食関係にとっても、一番いい時期だ。
元来、「旬」とは、10日間のことで、ひと月を「上旬」「中旬」「下旬」と分けていることでも分かる。
つまり、ピークはあっという間に過ぎてしまうが、栄養価や薬効を最も多く含んでいる時期の食べ物であった。
ところが、このごろは一年中出回っている野菜や魚介類がとっても多い。
「冷凍した物」や「温室栽培野菜」「畜養魚介類」で我慢して一年中食べている人は別にして、農林水産省の言うたてまえのように、「消費者が住んでいるそれぞれの地域の自然の中で、適期に適地で無理なく、食べごろに生産されたものであり、新鮮で、栄養分があって安全でおいしいもの」であり、太陽の光や雨を浴び、風に吹かれて育った食材の収穫される時期が旬。ビタミンやミネラルなどの栄養分に溢れ、それを頂く私たちの体にも自然のエネルギーが入り込んでくるような力のある食べ物。自然治癒力を高めてくれる食べ物。旬の食べ物を食べることは、季節を感じ生きること、自然と共存して生きていくことといえる。まさに自然栽培野菜が旬の食べ物ではないかと思う。
技術の進歩は、人類を間抜けにしている。
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2006/12/04 |
独り言 |
都市ゴミの量が?
世界中のあらゆる都市が、ある一つの問題に直面している。
それは、都市ゴミをいかに処理するかである。一日に産出される都市ゴミの量が1人当たり1Kgにのぼる。廃棄物の猛襲にどのように立ち向かうか苦闘している。この大量の廃棄物の流れは一向に縮小される気配を見せない。むしろ、着実に大きくなっている。
今、自然栽培の野菜はまさに本当のリサイクルが行われ、土の環境がよければ上手に野菜が育ち、根っこが土に残り微生物が住む環境が出来、野菜に不必要なものを取り除き、いい土が出来る。
自然界に生息するいかなる生物がどんな廃棄物や副産物を出しても別の生物によって必ず再利用される。人間は自然界に背を向けて、独自の文化を形成したがために、大量の価値のない廃棄物を産み出すことによって、自らの知性のレベルを実証している。さらに悪いことに、ダイオキシンや重金属、核廃棄物、その他こうした悪いものすべての処理は、お金を受け取るにしても誰も気が進まない。単なる家庭ゴミですら、疎んじられるものになってきている。
根源は、産業革命後の、実は便利にあるのではないか。
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2006/12/03 |
食育 |
食生活指針
文部省(現:文部科学省)、厚生省(現:厚生労働省)及び農林水産省は連携して、10項目からなる「食生活指針」を平成12年3月23日に策定し、あわせて各項目ごとにその実践のための取り組むべき具体的な内容を定めた。
翌3月24日には、「食生活指針の推進について」が閣議決定された。
内容は農林水産省のHP食生活指針見てください。
5年半前小泉内閣発足の一ヶ月前、森前内閣の終焉間際に閣議決定されたものだが、小泉人気に押された形で、あまり認知されていないが、ものの見事に、この5年半で、食生活指針の逆を向いてしまった。
インターネットの普及と食生活の変化、ダイエット、サプリメント依存症、違法薬物等とう、若者を滅びさせ、ニートの増加、因果関係はないが、小泉内閣発足と同時に急増している、痛みを伴う改革が国民のためだったのだろうか。
最近思うに、森善朗総理の失言や行動が無責任であったかもしれないが、あまり実害がなかったような気がする。あれは自民党の中でバッシングして退陣させようと思ったのではないか、そして、自民党内では、まさか田中真紀子人気で、小泉内閣になるなんて誰も思っていなかったのではないか。
そのことで食生活指針が希薄になってしまったのならとても残念だ、今言われている食育は全てこの中に入っている。
今、安倍内閣になって教育問題に取り組むのと同時に、今一度閣議決定された食生活指針を徹底してほしい。
ぜひ、時間があったらよく読み砕いてほしいと思う。
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2006/12/02 |
独り言 |
発がん性食べもの
これだけ添加物まみれの食べものが横行しているなか、ほんとうに自分の体を守れるのか?
日本で許可されていない添加物を含んだ輸入食品が横行している。
最低手段として、スナック菓子を食べない、カップ麺やコンビに弁当は食べない、清涼飲料は飲まない、出来あいですぐ食べられるものは買わない、ファミリーレストランやファスト・フードにも疑問を持とう。
外で売っている、おにぎり、サンドウィッチ、から揚げは一番の売れすぎだけど、一番の食べてはいけないものかも。
と、いいながら散々食べてきて自分はしょうがないと思うが、ぜひこれからの人は、子供に影響があるから真剣に考えてほしい。
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2006/12/01 |
独り言 |
マグネシウムという非常に重要なミネラル
骨、筋肉、精神などで重要な役割をするマグネシウム。
マグネシウムは、カルシウムの働きを調節して、骨の正常な代謝を促進する。
そして筋肉のスムーズな収縮を維持して、特に心臓や血管などの循環器系の健康を守る。
不足すると、筋肉のけいれんが起こりやすくなり、一般の筋肉でのけいれんでは、まぶたがふるえたり、足がつったり、こむら返りを起こしたりという症状をもたらす。
また、血管壁の筋肉や心筋(心臓の筋肉)でのけいれんが起これば、狭心症や心筋梗塞につながっていくとても重要なミネラルだけど関心が薄い。
海外では、飲料水で摂取できるが、日本は、火山灰土の土壌なので、カルシウムと同様にマグネシウムも少なく食品から摂取しなくては不足してしまう。
ではどんな食品が良いかというと、穀物の胚芽に多く含まれる、胚芽米とか全粒粉のパンを主食にすると解決できる。
落花生やアーモンドなどのナッツ類にも多く含まれている、日本人は昔から玄米や大豆などで、マグネシウムの不足を補ってきたわけです。
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