date |
thesis |
column |
2007/03/31 |
独り言 |
原子力発電所のトラブル続々ばれる
臨界事故につながったケースを含め、97件起きていたが、データー改ざん等で、不正が行われていた。
今、欧米は風力発電が主流。
原油がこれだけ値上げしてきて、物を冷静に見ると、公害や環境汚染につながる火力発電や原子力発電を果たして続けていて良いものか?
世界の風力発電による消費量は過去5年間に4倍近くに増え、その成長率はコンピュータ産業の成長率と匹敵する。
米国風力発電協会の予測では、今後、米国における風力発電量は、なんと60%も成長するという。
風力発電はかつてカリフォルニア州に限られていたが、過去3年間の内に、ミネソタ州、アイオワ州、テキサス州、コロラド州、ワイオミング州、オレゴン州、ペンシルバニア州で風力発電所が始動し、米国における風力発電容量は1,680メガワットから2,550メガワットへと50%増加した。本年度には、12の州で1,500メガワットかそれ以上の電力増加が予定されている。オレゴン州とワシントン州の境界に現在建設中の300メガワットの風力発電所は、現在のところ世界最大の規模である。
ヨーロッパは、風力エネルギーの開発における世界的リーダーとして台頭してきており、ウインドファームにおいて4千万人の居住用の電力需要を満たすに至っている。
|
2007/03/30 |
自然栽培 |
手間のかからない野菜料理
この時季は、春野菜や山菜が出てきて、案外美味しい野菜に恵まれている。
特に自然栽培の野菜は、ほとんど皮をむく必要が無い、せいぜい食べにくいのは玉葱の皮ぐらいではないか。
春キャベツと、新玉葱、グリーンアスパラガス、雪下人参、菜種系の花野菜等を適当にカットして、野菜炒めにし、味付けは塩・胡椒だけでご馳走になる。
根菜類の泥だけ落とし、乱切りにして煮付けにすれば、味の濃い・薄い、の好みだけで十分に美味しい。あと春野菜全般てんぷらや、かき揚げにするとほんとうに美味しい。
今の時期は、野菜自体がとても優しい味なので、無理に手を加えなく、おひたしとか味噌汁の具等、棄てるところが無く食べれるので、是非自然栽培の春野菜を堪能してみたい。
|
2007/03/29 |
独り言 |
無肥料栽培野菜は生ごみが出ない
便利がごみを増やす
中食産業が華やかで、家庭で料理することが減ってきて生ごみが少なくなっても、テイクアウトに容器を持参する人はいません。
さまざまなトレイ、プラ容器、きれいに洗えば資源ごみとして回収できプラスチック容器による「再使用モデル事業」が、環境ホルモン物質(女性ホルモンと同じような働きをする)のために中止された。
ダイオキシ、ポリ塩化ビフェニール(PCB)の問題で、可燃ごみとして出すこともできなくなり、結局不燃ごみとなる。でも、現在でも可燃ごみとして出していい自冶体が全国の40%を越している現実をどう思うか。
レジ袋を有料化して、ごみを減らすのも必要だが、根っこの部分を直さなければならないと思う。
無肥料栽培の野菜を使って、家庭で料理すれば無農薬ゆえ、皮の部分の、栄養に富んだ美味しいところが全て食べられる、捨てる部分が無く確実にごみが減る。
木村さんのりんごは芯が無く全て食べられる。腐敗しない野菜は言い換えれば日持ちする野菜ということで、時間がたっても劣化が遅いので無駄にならない、多少値段が高くても広い視野で考えると、逆に割安で環境にもいい。
ぜひ皆で積極的に自然栽培(無肥料栽培)野菜を食べて環境問題を語りましょう。
余談ですが、ある老舗の食品メーカーが、容器をコストのことだけ考え、以前は木製だったものをプラスチックに替えた。大手は大量に使用するからコスト中心だが、環境を重視してほしかった。 |
2007/03/28 |
独り言 |
人は穀食動物「ご飯が主食」
動物には肉食、草食、虫食、魚食、果食等の食性があると思う。
人は米、麦、とうもろこし等の穀類が本来の食性で、特にアジアの人種の多くは稲作をし、主食としている。
主食50%、副食(肉・魚介類・穀類以外の野菜)25%、嗜好品25%の割合が理想、空腹を満たすのは主食にして、決して副食で満たさないように、でも主食を玄米にすると栄養の点では副食を減らしても良いのではないか、ただ玄米は1週間に2回ぐらいにしたほうが体に優しいそうです。
自然栽培の玄米(あるいは5分付き等好み)と古代米と雑穀をまぜて炊き、放飼い自然卵の卵かけごはんに、天然醸造味噌の味噌汁、自然栽培野菜の漬物、完全無農薬の南紅梅で作った梅干、酸処理していない海苔、ふくふく納豆と、木村さんのりんごジュースコップ一杯、これだけの朝食を食べれば昼食抜きで、夕飯には、自然栽培の緑黄色野菜の煮物とおひたしを加え、動物性たんぱくが取りたければ、できるだけ体温の少ない物を選ぶと良い、当然肉類より魚介類のが良い。
昨日は、現代の子供の食事で規則正しい3度の食事の大切さに触れたが、25歳過ぎたら1日2食の食生活でも大丈夫。 |
2007/03/27 |
食育 |
現代的栄養失調
心と脳の発育と食べ物との因果関係
まだ食育なんて言葉がなかったころ、校内暴力、いじめ、DV(家庭内暴力)が吹き荒れてたころ、子供がキレやすい原因が食べ物にあると、調査した結果、「いらいらすることが多い」 「吐き気がする」「すぐにカッとなる」「根気がない」「学校に行くのが嫌」という子供は、「毎朝朝食を食べない」「缶ジュース、コーラ、サイダ−を良く飲む」そして更に共通点があった。「スナック化した食事で偏食が多い」「好きなものだけを食べ続け、おなかがすいたときが食事時間」「家族との会話がない」「食事は”餌化”し、カロリーは足りても、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足」こんな野放図な最悪の食事環境の結果、現代的栄養失調になり、心と脳の発育が悪く、イライラして、すぐキレる。20年前は一部のそういう子供が校内暴力に走り吹きすさんでいたが、現在では当時の15倍くらい「現代的栄養失調」になっている、なんでもない子が急にキレたりするのは、しっかりした食生活と、家族団らんがない。
心と脳が環境の影響をもっとも受けやすいのは、老化していくときではなく、成長の始まりのときが大事なのだ。
いつも繰り返して言うが、朝食をしっかり食べ、ご飯も沢山食べ、規則正しい3度の食事を取り続ければこういう子供は確実に減っていく。 |
2007/03/26 |
独り言 |
カルシウムを取ったつもりでも?
カルシウムとリンの関係
。
昨今のように、インスタントラーメンやハム、ソーセージ、レトルト食品、アイスクリーム、ガムなど、食品添加物が多く含まれている食品を食べていると、せっかく他の食品でとったカルシウムも、吸収されなくなってしまう。
というのは、加工食品の多くは食品の変質を防ぐために、リン塩酸をたっぷりと使っているからだ。
リンは加工食品ばかりでなく、自然の食品の中にも多く含まれている。そのためにリンをとりすぎてしまう傾向にある。
したがって、カルシウムをとる量を多くするだけでなく、カルシウムが多く、リンが少なめの食品をとるようにしなければならない。
バランスのいい単品食品は、いりゴマ(カルシウム2対リン1)、さくらえび(同2対1)、ヨーグルト(同1対1)、春菊(同2対1)などである。
だが、大事なのは、添加物に多量に含まれた食品を食べなければ、そんなにバランスが悪くは無いので、酸化防止剤を含む食品を食べなければ大丈夫。
絶対に添加物を食べないことは、不可能に近いのでせめて最悪の添加物だけは、覚えておきたい。
|
2007/03/25 |
独り言 |
ジャンクフードはなくならない
社会の意識改革が必要だ。スローフードとか食育といわれるが、意識しているのはほんの一部の人だけ。
添加物の恐ろしさを、今の20〜40代のお母さん方に知ってほしい、それと聞きたくないと思うが、実際に奇形児が非常に増えていること、羊水がくさくて産婦人科医が我慢できない状態、赤ちゃんの90%以上が生まれたときからアトピーや、アレルギーを持って生まれてくる事実。
因果関係は分からないが、最近幼児の臓器移植が増えている、それは内臓奇形による。
ジャンクフードは、便利でファッショナブルなところもあって、歩きながら食べる人もいるし、価格も決して高くない、そこに問題がある。
外食でも、とくにテイクアウトの場合は、食中毒等の発生の問題があり、添加物のオンパレードだ、中食のお持ち帰りも同じことだ。
今必要なことは、添加物が将来どんなことにつながるか、自意識をもって食品を選ばなければならない。
それでも最近、コンビニ弁当の危険が知れ渡り、コンビニ自身で添加物の使用しないものを開発しだして、意識は高くなってきているが、もう少し掘り下げると、添加物を使用しながら表示しなくていいケースが多々あるので、裏側を知ることが大事だ。そしてジャンクフードに、体にいいものは無い。
|
2007/03/24 |
独り言 |
投手のアイシングは是か非か?
昨日、ボストンレッドソックスの松坂大輔投手が好投して92球投げた後、アイシングしないで、肩のケアーをしたことがメジャーリーグではひそかに話題になっているのだが、実はこのことは、1年近く前から松坂一家に、シェ・イグチで、安全・安心な野菜と調味料を購買していただいているとき、ホスメニック・クリニックの、三好基晴医院長から、アスリートのアイシングがいけないというレポートをいただき、是非松坂投手に渡してくださいと言われ、おこがましいとは思いながらコピーを渡していたのですが、西武ライオンズ時代はアイシングしていたので、何も関心ないと思っていたら、メジャーに移ってから、三好先生のことを信じたのかは分からないが、アイシングをしない松坂のやり方にメジャーが関心を持ち出した。
昔のメジャーは、けしてアイシングなどしなかったそうだ。イチローにしろ、松坂にしろ、本物のベースボールをメジャーに知らしめている。
医者でありアスリートの三好先生のレポートに答えた松坂大輔の謙虚さに、これからのメジャーリーグでの活躍を、応援しよう。
松坂家は自然栽培に理解していただいたので、これからも益々の活躍を、応援したいです。
|
2007/03/23 |
独り言 |
安全と安心
安全はお金で買える、そして人が作り出すもの、だから安全は客観的に決定できる。安全は100%人が管理している、安全運転というのは車のせいだと思う人はいない、運転する人の気持ちだと思う。
安心は心で感じる、個人差もあると思うが、戸締りしていなくても犬を飼っていれば安心と思う人もいるし、それでも鍵を2つかけなければ安心できない人もいるように、安全とは違って主観的なもの。
すなわち、安全は作る側や、売る側の絶対条件であり、安全も危険もイニシアチブは生産者や、中間業者が握っている。いくらごまかしても出来たものには結果が残る。
消費者は、全てを信じてお金を出して安全を買っている。
忘れられかけているが、マンション・ホテルの耐震偽装問題でも当事者が安全だといってもその出来上がった建物を見れば結果は残っている。
耐震偽装も産地偽装も表示偽装も、全て根っこは一緒だと思う。
安全はお金で買えるといったが、作る側が偽装したのではどうにもならない。
安全だといわれて、安心して買った買い物が、危険な物だとしたら。
だから、耐震偽装マンション、産地偽装の問題は絶対に許せないと思うのは私だけですかね? |
2007/03/22 |
独り言 |
無肥料栽培野菜マリネ
茄子、人参、胡瓜、玉葱、キャベツ、さつま芋等なんでも好きな野菜を菜種油などで素揚げし、醤油,砂糖,お酢を合わせておいたところに、油から上げて熱いうちにマリネする。好みで鷹の爪等で辛くしても美味しい。今回メキシコ産の無農薬で燻蒸していないアボカドが手に入ったので一緒にマリネしてみた。
これだけ野菜不足の世の中、といっても、野菜はたくさんあるが摂取しない人が増えている。野菜の美味しい食べ方を知れば、いくらでも食べられる。
美味しい物は、酸味と辛味が結構重要なので、このバランスを保って味付けすると、おかずにも、おつまみにもなる。サラダや煮物もいいが、たまにはマリネして、オードブルみたいに食べるのもいい。
|
2007/03/21 |
独り言 |
インスタントラーメンが発端
?
日本人の食生活は昭和三十年代を境に大きく変わった。
某メーカーが開発したインスタントチキンラーメンに始まり、肉、牛乳、パンなど洋風化が一般家庭で進んだ。
今でこそ生麺が主流だが、当時は乾麺のインスタントラーメンが、外食でしか食べる機会が少なかったものを、家庭で作れると大ブレーク。
当時は今ほど外食がポピュラーではなかった、子供のころはデパートのお好み食堂に連れてってもらうのが唯一の外食だった。
ところが今では、ファミリーレストランをはじめとする外食は、二十四時間オープンが珍しくない。
そして中食ブームと、飽食の時代になったが、その分美味しさを感じさせる味付けと食中毒の危険からの退避にメーカーが添加物を使うことに躍起になっている。
お金さえ出せば、なんでも食べられる飽食の一方で、糖尿病などの生活習慣病は急増し、最近は若年層にも広がっている。
安全と健康は自己管理の時代の到来は半世紀前にさかのぼる。
|
2007/03/20 |
独り言 |
春に出てくる野菜は本当に美味しい
山菜、春キャベツ、新玉葱、グリーンアスパラガス、雪下にんじん、新人参、新じゃがいも、菜の花、大根、かぶ、ちょっと早めの、いんげん、それに冬を越してきた野菜と、とても豊富で、体力回復には事欠かせない野菜が出ている。春野菜にはそれなりの理由があって、この時期に食べて、初めて体にいい作用が出る。これらの野菜を食べて、本当のデトックスをするべき。特定の野菜ではなく全ての野菜を取ることで、春から夏の体力を作ることが出来るので、是非、多くの春野菜を食べてほしい。
|
2007/03/19 |
独り言 |
原料原産地名表示が義務づけられているが?
乾燥きのこ類、乾燥野菜及び乾燥果実。塩蔵したきのこ類、塩蔵野菜及び塩蔵果実。ゆで、又は蒸したきのこ類、野菜及び豆類並びにあん。異種混合したカット野菜、異種混合したカット果実その他野菜、果実及びきのこ類を異種混合したもの。緑茶。もち。いりさや落花生、いり落花生及びいり豆類。こんにゃく。調味した食肉。ゆで、又は蒸した食肉及び食用鳥卵。表面をあぶった食肉、フライ種として衣をつけた食肉。合挽肉その他異種混合した食肉。素干魚介類、塩干魚介類、煮干魚介類及びこんぶ、干のり、焼きのり、その他干した海藻類、塩蔵魚介類及び塩蔵海藻類。調味した魚介類及び海藻類。ゆで、又は蒸した魚介類及び海藻類。表面をあぶった魚介類。フライ種として衣をつけた魚介類。
以上が昨年の10月1日から義務付けられたが、特産品の原産国が表示されずに市場に出る違反が多い。それは、これらの原料原産地名の表示が義務付けられたが、本来、日本もともとの特産品が輸入に依存しだしたため、偽装しやすいものである。
|
2007/03/18 |
独り言 |
ストレスの原因
もちろん対人関係や、仕事の悩み、家庭の問題等いろいろあるが、それらを含めて、一番は自分の思い通りにならないことすべてで、目が見えにくくなる世代は、それ自体がストレスになる。
精神的ストレスを受けつづけると必ず何らかの病気になる。多くのガン患者を調べると、ガンが発見される前の患者の多くが大きなストレスを抱えている。
でも、ストレスが無いとは、自分の思い通りことが運ぶことではないか、自分の思い通りとはなにか?と、考えると、わがままし放題ではないか。
それは、それで対人関係がうまくいくはずが無いので、恵まれていてもストレスはなくならない。
自然栽培の野菜は、肥料も農薬も使われないのでそれなりのいい環境で育つので、ストレスを感じず健康になる。味も良くなる。
|
2007/03/17 |
独り言 |
雪下人参
例年この時期しか食べられない、甘くて美味しい人参。
今日、東京は観測史上もっとも遅い初雪があったらしい。と言うのは、築地市場に行っていたときは、ポツポツ雨が降っている状態で、帰宅して食事が終わったら、テレビのニュースで伝えていたので表を見ると、雨も降っていなかったから、初雪の実感は全く無い。
しかし、今年も新潟県の島田農園さんの雪下人参が入荷した。つい二日前まで、大雪の青森にいたから不自然ではないが、東京の初雪と同時期に、雪下人参が手に入るとは運命かもしれない。この雪下人参の甘くて美味しいものを、多くの人に食べていただきたいが、どうしても時季ものなので、今こられた人にだけお出しすることになってしまう。
もともと、うちのレストランはメニューも無く、その日、その時季手に入った食材でメニューを構成するので、運に左右されてしまうこともある。しかし、自然栽培の野菜しか使用していないので、美味しい野菜にはめぐり合えます。
|
2007/03/16 |
独り言 |
添加物に意外と無頓着
とある人たちと、食べ物の話をしていたとき、あまりにも無関心に添加物をほめるのには驚いた。
特に特定しているわけではないが、何が入っていると美味しいよね、とか、何とかを発明したのはすごい、味覚の革命だと言う。
やはり最近の人は、子供から大人まで、濃い味になれてしまっている。それはたとえば塩分が強すぎるとか、お醤油を入れすぎた濃い味ではなく、作られた出汁の味だったり、旨味成分や、香料等の添加物であるのに、その味が無ければ美味しくないとまで言い出す。
バターが入ってないのに、バター風味は美味しいと言い出す。ポテトチップスの味付けにも、こんなにいろいろ研究していると、感心している。
今、素朴に、シンプルに、蒸しただけのさつま芋の美味しさを取り返えそう、自然栽培の野菜は、本当に手を加えなくて美味しい、野菜本来の甘味と旨味がある。
肉類は多食を控え、天然の魚介類と、自然栽培の野菜・お米・果物、そして安全な調味料を使えば、人間は本来130歳まで生きられると言われている。
添加物をほめることとか、美味しいと言わず、是非自然の食物の味を知ってほしい。滋味という言葉があるが、これは地味につながる、目立たず、深く味わいのあるものだと思ってほしい。
生産者と会うことが出来ない消費者の方々も、是非、食事の前に「いただきます」と感謝して食べてほしい。
食べ物の生命と、それを育てていただいたことに感謝してほしい。
毎日食べているお米や、野菜は、オートメーションで作られた物ではなく、一生懸命天候と向き合って、作られた物なので、大事に食べてほしい。 |
2007/03/15 |
独り言 |
久しぶりに木村さんを訪ねる
13日朝9時半に、盛岡駅で秋田組と合流し、一路岩木山の麓、木村秋則さん宅に向かった。が、この二日間の大雪がやまず、東北自動車に乗り弘前にとの思いも挫折、途中吹雪で西根ICから鹿角まで通行止めで一般道に降り、鹿角八幡平ICを目指す。途中の雪深い峠やところどころ吹雪いている中、突如の渋滞、理由も、原因も判らず、対向車は来るのに、一向に進まない。街中にたどり着き、聞いてみると昨日や、今朝はもっと動かなかったと言われるが、すでに2時間かけてわずか2kmしかすすまない。約束の時間には絶対無理な状況になり、電話連絡して遅くなる無礼の状況を説明し、決心したのは、持参のパソコンから検索して、盛岡か二戸まで戻り、車を置き、新幹線と特急つがるでいくか等を調べながら、八戸まで行ってからJRでいこうと向かっているうちに、結局青森まで向かい、東北自動車道の終点のほうから弘前まで車で向かった。盛岡を出てから、10時間以上かかってやっと木村さんに会えた。(ちなみに帰りは高速で盛岡まで2時間ぐらいだった)。
レストラン山崎での会話に同伴した全員が、もう何年も前から知り合いだったような気がしてしまったと、すっかり木村さんの魅力のとりこになってしまった。
そして昨日も大雪の中、わざわざりんご園まで案内してくださった。もちろん車は入っていけないので、木村さんを先頭に、新雪の中をラッセルしながら、ひざまでもぐりながらたどり着く、強く雪が降る時もあれば、急に日がさしたり変化に富んでいた。無農薬で成功したルーツの木の前でいろいろ語ってくださり、数年前に訪問したときを思い出した。
画像はここをクリックしてください。 |
2007/03/13 |
独り言 |
今日、朝一番で弘前の木村さんを訪ねてくる
この冬一番の冬らしい天候になったときに訪ねることになったのは、やはり自然は季節を感じるように出来ているのではないかと、教えてくれているのではないかと思う。
世界中で、これだけの歴史に残る暖冬と言われていたのに、自分が訪問するときには、常日頃の光景になったのに運命を感じる。今回の木村さん宅訪問は、2カ月前に決めていた事で、この暖冬で、通常ではない状況をいつも思っていたが、急に例年通りかは分からないが、この時季の雪景色にあえることに喜びと、いにしえを感じる。
今日、現地に着いてからの印象は、明後日に伝える予定。 |
2007/03/12 |
独り言 |
子供の肥満と食育増加する肥満児
高度経済成長が落ち着いたころから比べると、肥満児の数が3倍になって、更に増加しているそうです。
一番考えられる理由は、食生活の悪化で、幼いころからの食習慣でハンバーガーをはじめとするファーストフードやスナック菓子を好む子どもが増加し、これに加え、野菜や大豆などを中心とした食事から遠ざかる傾向がある。
親が食事の質に気を配っていないと、菓子などを食事の代わりにしてしまうというケースも増加している、これに加えて、女性の社会進出が進む中で、子どもの食事に手をかけにくく、比較的手間がかかる和食中心の食事が出来ず、欧米並みに脂っこい料理が好まれてきた。
そして運動不足、外に出ると連れ去られてしまう世の中、危険がいっぱいでTVゲームに熱中する世の中にした根源は産業革命までさかのぼる。
食育を子供たちに教える前に、親が子供に与える食事の教育が必要ではないか。
日本の朝食は最高だと思う、ご飯に味噌汁、お新香に納豆、玉子、焼き海苔、梅干、これに人参かかぼちゃの煮物で十分、夜も焼き魚と肉じゃが、ご飯に味噌汁、お新香、冷奴で子供も大人も健康、ただし食材は吟味しよう、偽装表示ばやりの信用できない世の中、でもこだわっている生産者がたくさんいることも事実です。
|
2007/03/11 |
独り言 |
こんな人生どう思う?
一年で一生を終える人生.。
野菜や花と一緒で、一年で一生を終える魚というと、まず鮎を思い浮かべるが、鮎は稚魚からだんだん価値が上がっていくが、魚の中には生まれて数センチの稚魚のときは、シラスやチリメンジャコと同様に価値のある食材だが、5〜6センチになると全く商品価値がなくなってしまう、そしてやがて親魚になると、畜用の飼料に混ぜられてしまう哀れな魚がいる。
それでも春先の稚魚漁は瀬戸内海の風物詩になっている「イカナゴ漁」。そのイカナゴの全く商品価値のなくなった、子供と大人の中間のイカナゴが最近佃煮にされて、価値が出てきて漁師を助けているし、地場の名物になり活性化している、漁村の救世主になったそうです。
世の中、無駄な物はないので、それを上手に活用すればみんな幸せになれる。
捨てられているキャベツを本気で活用することも考えなければいけないと思う。生産者や漁師のことを思うと、瀬戸内海の人々に拍手を送りたい。
|
2007/03/10 |
独り言 |
食卓の会話
大人になった自分の子どもと久しぶりに食卓で向き合った。
酒飲みの長男と、ほとんど酒を飲まない次男と、子供のころの食事の話になって、骨付きの魚をおいしそうに上手に食べたことをほめられて、いまだにそのときの20年以上前のことを覚えていて、今でも魚の骨は綺麗に取って食べるものだと思い、無駄な食べ方をしている人を見ると腹が立つと言い、また床にこぼした食べ物を捨てようとして、私に怒鳴られて「そんなもん食ったって死にやしない、そんなもったいないことするな、食べたって大丈夫」といわれ、それ以来、いまだに床に落ちたものでも平気で食べてしまう、どちらの話も親はあまり覚えていなかったが20数年たっても、子供は忘れずにずっと実行していたと聞き、親が子供に話す一言の影響力大きいことを知らされた。ならば今の親は子供と本音で向き合っているのか疑問に思う、自分の子供にしかったりするのに何の遠慮もいらない、ありのままを話せば、子供の心に届く。
親が子供に伝えることは山ほどある、特に食事のことは、親も真剣に考えて子供に話してほしい。
ジャンクフード、スナック菓子、カップ麺で空腹を満たすものは食事ではなく餌(えさ)である、体にひとつも良くなく、心も脳もゆがんでしまう。個食・孤食でテレビを見ながらの食生活は百害あって一利なし。
先日の新聞に出ていたが、食事をしながらテレビを見ているのは日本人がダントツで、中国・韓国の3倍以上だそうだ。
食事の時間は会話に使ったらいいのではないかと思う。
|
2007/03/09 |
独り言 |
野菜は皮こそ命
野菜は皮に栄養がある、捨てるなら皮より中心部だ。要するに野菜の外側は自分を守るための壁、雑菌や虫の侵入を防ぎ、傷ついても自ら修復するよう、抗酸化物質を集中させている。
人参のカロチンは、中身より皮の部分のほうが2倍以上含まれている。
ジャガイモの皮を土中に生めておくと、皮は消えてなくなるがやがてジャガイモの芽が出てきて収穫できる、中身では出来ない。
根菜だけではなく、どの野菜も外側が一番大事、茄子の皮の色素は夏の強い紫外線の害を中和できる活性酸素消去物質を多量に含んでいる、皮をむいてはもったいない。
でも皮を食べるには安全な野菜でないと心配、そこでお勧めが自然栽培の野菜、農薬を一切使用していないので、軽く泥を落とすぐらいに洗い、決して皮を傷つけないで残すようにして、そしてアクも旨味になってしまう、特にこの時期の牛蒡なんか蓋をして汗をかかす様にして、蒸し煮にして醤油だけで軽く味付けると、砂糖は入れてないのにすごく甘く出来上がる。すごい野菜だと思う、調理の失敗がなくなる、自然栽培の野菜をぜひ使おう。
|
2007/03/08 |
独り言 |
本当に地球は守られるのか?
ガソリンに代わるエネルギーに関して、筑紫哲也がビジネスチャンスと言っていたが、とんでもない。利潤でされては困る、必要だから省エネなり、二酸化炭素を排出しないように取り組まなければいけないのに。もちろんエタノール燃料車や、ハイブリットカーが必要なのだが、そこに企業の利潤が含まれれば決して安くパブリックなものには成らないで、大きなところが潤うだけで、環境に優しいと言う仮面をかぶって、他の車種でぼろもうけするだろう。
今、本当に環境を考える自動車メーカーが有れば、公共の交通機関を、共同バスなりを、ハイブリッドで提供して、自家用車の出勤を少なくするぐらいの取り組みをするべきだ。いまだに新車販売台数で争っている。
利益を還元して、地球を救えるのは、そしてそうしなければいけないのが、産業革命以後、地球を台無しにした、莫大な利益を重視した大企業ではないかと思う。
|
2007/03/07 |
独り言 |
環境ホルモンは地球を滅ぼす
体内に入るとあたかもホルモンのように作用し、本来のホルモンのバランスを崩すことから作られた言葉です。特
に女性ホルモンと同じ作用を引き起こし、子宮ガンや乳がんが発症しやすいこと、男性においては精子の減少や無精子等、生殖機能に現れることも分かっている。
ダイオキシン、PCB(ポリ塩化ビフェニール)、スチレン等の言葉は聞いたことがあると思うが、具体的に何なのかというとあまり実感が無いと思う人が多い。
たとえば、缶詰の内側の塗料、酸化防止剤、防腐剤、プラスチックパック容器、ポストハーベスト農薬、塩化ビニールを燃焼した大気、洗剤、避妊薬、カップ麺の容器、日焼け止め等、大雑把に書いたから全ての物が当てはまるわけではないが、洗剤でもアルキルフェノール等を使用していない安全な洗剤もある。
一番怖いのは食物連鎖による影響で、今、エスキモーがアジアから出ているダイオキシンの影響を受けて、世界一の乳がん発生率なのである。
身近な環境の問題でなく、地球規模で捉えなくてはいけない、今、一番最優先する問題ではないかと思う。
|
2007/03/06 |
独り言 |
春野菜の代表アブラナ科
大根、キャベツ、ブロッコリー、かぶ、小松菜、ちんげんさい、わさび、高菜等まだまだ沢山有るが、自然栽培のアブラナ科は、土の上でほって置くとみんな、菜の花が咲いてくる、自然栽培の野菜と出会うまでは経験したことが無い。特にかぶは、普段厨房においておくと、真っ先に葉っぱが黄色くなってくるが、土の上においておくだけで、にょきにょき伸びだし、やがて黄色い花が咲き、そしてサヤが出来、種を取ることが出来るのには、驚きと感動があった。家庭菜園で育てようとするわけでもなく、それこそ何もしないで、毎日顔を合わせていただけで花が咲いてくる。自然栽培の野菜が改めてすごいと毎年感じる季節だ。
|
2007/03/05 |
独り言 |
多くのスーパーマーケットに豊富な野菜の売り場
スーパーの棚に並ぶ野菜や果物は豊かになる一方に思え、いまや世界中から旬の物が入ってくる。一年中なくなることの無い旬。正確に言うと、「旬を逃しても一年中手に入る」が正解だと思う。
そんな輸入野菜や果物には、農薬残留問題をすぐに解決できない背景がある。それには、以下のことが考えられる。
毒性が高く世界的には淘汰されたと思われる農薬が、未だに大量生産・使用され入手が容易、質の悪い農薬・偽農薬も存在している国がある。
米・麦等食糧用農薬を野菜に転作した農家がそのまま使ったり、休薬期間や使用基準を守らなかったりといった、生産者の意識・知識不足。
食品安全の監督・検査・管理システムの未整備、生産地の環境汚染など、発展途上国には問題が山積している。
出来るだけ、生産者も農法も分かりトレーサビリティのはっきりした野菜を食べたい。可能なら、自然栽培の野菜だけを口にしたらどうだろう。
|
2007/03/04 |
独り言 |
医者が分かっていない病の根源は食にある
病気の原因が病原菌にあると信じているお医者さん.
今、一番多い病気は病原菌がなくてもかかる、生活習慣病だ、その主因は食生活にある。
いまだに薬を出して解決しようとする医師が多い、確かに目の前で病人が苦しんでいれば、楽にしてあげたいのが医者だろうけれど、そのおかげで抗体菌が出てきて、抗生物質が効かなくなってしまった菌が続々出てきている。
人の体の細胞の活性、免疫力は食べ物から得ている、なのに病院内の食事に気を使っているところがほとんどない。
普段の食生活でも、特に子供は朝食でご飯をお茶碗2杯必ず食べ、味噌汁と、緑黄野菜を毎日取れば、それだけで脳の働きも良くなるし、健康になっていく。
人間にとって一番病気にならないためには、炭水化物とビタミン、ミネラルを十分に取れば健康になって病原菌が働く場所がなくなる、健康な野菜に虫が寄ってこないのと同じことだ。
|
2007/03/03 |
自然栽培 |
自然栽培で人が手を貸すことは
作物が健康に育つのが第一条件、ならば何が必要か?
根が活動しやすいように土を作ってやれば肥料はいらない、そのために一番大事なのは耕し方で、土の力を生かす耕し方がある。
一番良いのは荒くゴロゴロさせること、すき間が多くなり土の中に酸素が入る、細かく耕すと雨が降るたびに固まって粘土質になり根が伸びていかなくなる。
でもそこまで土が良くなるのには、今まで入っていた肥料の毒を土から抜かなくてはならない。これに成功すればほとんど自然栽培が出来たことになる。
雑草は状態を見ながら抜く、雑草が土の中の様子を教えてくれる。
自ら種を取ること:自家採種とは、農家自らが種を採ること、採った種を使って次の野菜を育てること、これと思う野菜を選び、土地と自分と栽培方法に合った品種を何度も自家採種を繰り返すうちに育てていくと個性ある品種が生まれる。
種苗会社で作られているほとんどのタネはF1品種(一代交配種)といって自然ではありえない離れた品種系統同士をかけ合わせてつくっている。
自然栽培だから、本来人は手を加えることが無いが、より良い環境にもっていってあげることと、その野菜の習性を見極めてあげることが大事。
|
2007/03/02 |
独り言 |
3月になると春の食材が出てくる。
今年は記録的な暖冬だが、海の中は、割と正直で例年通り、真鯛・鯖・さより・さくら鱒・さわら・やりいか・しじみ・にしん・いいだこ・はまぐり・あさり等が市場には並んできた。お雛様を控え、今日はどこにもはまぐりが無く皆大慌てで探していた。
自然栽培の野菜も、新玉葱・春キャベツ等これからどんどん出てくる。
昨年の今頃は越冬野菜が多くあったが、今年はやはり暖冬のせいか、あまり出来が良くないのか、多く出てこない。
3月の行事は、やはりひな祭りが代表だろう、我が家は男だけの家族が2代続いて、ひな祭りはあまり盛り上がらないが、自然栽培の米麹で作った甘酒は、欠かせないし、美味しい。
関西のちらし寿司には、鰆とマナガツオが入ると聞いたが、関東では生で食べたりすることが少ないが、新鮮な鰆やマナガツオは本当に美味しいし、やはり春の食べ物の気がする、今年はもう真鯵が美味しくなってきた。
今は一年中好きな物が手に入るが、季節は食べたくなる感覚と、味覚で感じたい。
|
2007/03/01 |
独り言 |
葉にんにく
通年栽培されているがこの時期が美味しい、長ネギやニラの良さをそなえた食べやすい野菜、ホカホカあたたまる、においが残らない、本格中華が作れる。
フランス料理やイタリアンでも使える万能野菜、熊本の河内愛農園の自然栽培・無農薬のものが出ているのでぜひレパートリーに加えてください。
繊維質・カルシウム・ビタミン・鉄分を含むヘルシー野菜です。
長ネギのように、細かく刻んで、薬味に、スープやラーメンの最後にパラリ、風邪予防に鰹節に醤油を落として、香味野菜として、細かく刻んで、さっぱり味のチャーハンに、甘味のあるカレーに、かき揚げ、餃子、長ネギの代わりに鍋物へと何でも合う、マーボ豆腐には絶対使いたいアイテム。
お薦めは、パン粉と一緒に刻んでとんかつやコロッケの衣にすると、病み付きになる美味しさ、是非一度トライしてください。万能野菜。
|