奇跡のりんご生産者木村秋則さんを訪ねて(冬編)
2007年3月13・14日天候大雪時々晴れ
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久しぶりに木村さんを訪ねる
13日朝9時半に、盛岡駅で秋田組と合流し、一路岩木山の麓、木村秋則さん宅に向かった。が、この二日間の大雪がやまず、東北自動車に乗り弘前にとの思いも挫折、途中吹雪で西根ICから鹿角まで通行止めで一般道に降り、鹿角八幡平ICを目指す。途中の雪深い峠やところどころ吹雪いている中、突如の渋滞、理由も、原因も判らず、対向車は来るのに、一向に進まない。町中にたどり着き、聞いてみると昨日や、今朝はもっと動かなかったと言われるが、すでに2時間かけてわずか2kmしかすすまない。約束の時間には絶対無理な状況になり、電話連絡して遅くなる無礼の状況を説明し、そこで決心したのは、持参のパソコンから検索して、盛岡か二戸まで戻り、車を置き、新幹線と特急つがるでいくか等を調べながら、八戸まで行ってからJRでいこうと向かっているうちに、結局青森まで向かい、東北自動車道の終点のほうから弘前まで車で向かった。盛岡を出てから、10時間以上かかってやっと木村さんに会えた。(ちなみに帰りは高速で、弘前から盛岡まで2時間ぐらいだった)。
レストラン山崎での会話に同伴した全員が、もう何年も前から知り合いだったような気がしてしまったと、すっかり木村さんの魅力のとりこになってしまった。
そして翌日も大雪の中、わざわざりんご園まで案内してくださった。もちろん車は入っていけないので、木村さんを先頭に、新雪の中をラッセルしながら、ひざまでもぐりながらたどり着く、強く雪が降る時もあれば、急に日がさしたり変化に富んでいた。無農薬で成功したルーツの木の前でいろいろ語ってくださり、数年前に訪問したときを思い出した。 |
この時季に訪ねたのは、いつも光の当たる作業でなく、誰も見向きもしないときの作業が知りたかった。
りんごがたわわに実っていて、もいで試食させてくるときは、訪問者も多いだろう。
でも、それまでが、本当の生産者の作物に対する愛情を注いでいるときなのだと思う。
今の木村さんは、本業以外のことで超多忙であるが、時間を割いてくださり感謝している。
どんなに有名になり、多忙だろうが、いつもと替わらない笑顔で語ってくださる。
日本全体だと、自然栽培は、まだメジャーでは無く、悪口を言う輩も多い、人に聞いたり、教わったことが全て正しいと思って、非難する生産者と違い、全て聞いたことや、教わったことも含めて、自分で実際に実践したこと、その経験を包み隠さず伝道する生産者がいることを是非知っていただきたい。
その人が、木村秋則さんです。 |
最近木村さん関係の画像が無断で使用されていることが
多く目立ちますが、著作権がありますので一言連絡ください。
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